サスティナブルなノベルティ特集

ノベルティと言うと大量生産・大量消費の代名詞とされ、エコやサスティナブルというキーワードとは縁遠い印象がありました。

しかし、最近では安かろう悪かろうのイメージを払拭するような、エコな素材でゴミを削減できるようなサスティナブルなノベルティグッズが続々と登場しています。

一般の消費者にもサスティナブルな価値観が浸透してきていて、SDGsを意識したアイテムを持ち歩くことがかっこいい、おしゃれ、トレンドだという認識が定着してきています。

こうしたニーズも踏まえつつ、各企業にもSDGsに対する関心が広がっていることから、ノベルティを制作する際にも”サスティナブル”を意識したアイテムを選ぶケースが増えています。

サスティナブルなノベルティを選ぶ理由

企業がサスティナブルなノベルティを採用する理由としては大きく2つの理由が挙げられます。

・企業としてSDGsに貢献するという姿勢を表したい

・トレンドを意識した素材やデザインのアイテムが多い

リサイクル素材というと粗悪で質感がイマイチというイメージがありましたが、昨今のSDGsブームで素材開発にも注力され、再生素材はナチュラルでクラフト感を活かしたおしゃれな素材に生まれ変わっています。

あえてリサイクル素材を選ばなくても、素敵だなと思った製品がたまたま再生素材だったというケースも多く見受けられます。

また、企業がくり返し使えるアイテムをノベルティとして配布することで、ゴミ削減につながるようなアクションを促すことも期待できます。

日本で全国展開する雑貨店ではマイボトル持参で無料の給水サービスが受けられたり、世界的な有名コーヒーショップチェーン店でもマイボトルの持参で割引サービスがあるなど、リユースすることでゴミを減らして、消費者も実益を感じられるような社会へと変わってきています。

こうした社会的なトレンドに対して、サスティナブルなノベルティの需要がより高まっている状況があります。

次にサスティナブルなノベルティに求められる要素として、”サスティナブルな素材”と”ゴミを削減してくれるアイテム”という2つの視点で説明していきましょう。

サスティナブル素材はおしゃれで今っぽい

ノベルティに採用されているサスティナブルな素材には”リサイクル”と”アップサイクル”の2種類があります。

リサイクルは破棄された製品を原料の状態まで戻してから、それを原材料として新たな製品を作ることを指します。

それに対して、アップサイクルは素材そのままを活用することを指すので、廃棄予定のお米やコーヒーかす、麦わらなどをプラスチックに混ぜることで活用するケースが多いです。

他にも成長の早い竹からできたバンブーファイバーも、タオルのような繊維から、容器のような硬質な製品まで広い用途で使えることから、ノベルティでも急速にアイテム展開が増えている素材です。

ノベルティで主に採用されているサスティナブル素材には次のようなものがあります。

詳しくは以下のリンクもチェックしてみてください!
リンク:SDGsグッズをノベルティにして環境配慮やエコを意識しよう!

繰り返し使うことでゴミを削減するアイテム

次に注目したいのが、ゴミを減らすことで環境に配慮できるノベルティグッズです。

今までは顧客も企業も、便利さを求めて簡易に使ってすぐに破棄してしまう使い捨てアイテムを選びがちでしたが、SDGsを意識する社会に変化してからは、くり返し使えることが重要なキーワードとなってきました。

特に2020年にスタートしたレジ袋有料化からはエコバッグを持ち歩く人が増え、スーパーなどの小売店でもマイバッグを持参するムーブメントが広がっています。

さらに、イベントや催事でもマイボトルやカトラリーの持参を推奨したりと、社会が使い捨てからくり返し使うことへ変革していることが見て取れます。

このような時流からもノベルティでもくり返し使えるアイテムを採用したいという声が高まっています。

ノベルティで展開しているくり返し使えるアイテムには以下があります。

ここまで見てきたサスティナブルなノベルティの中でも、特にノベルティ.COMで人気の高いノベルティグッズを見ていきましょう。

ノベルティ.COMの人気サスティナブルグッズTOP10

廃棄された製品や使われなくなった商品から再生したリサイクル素材として、ペットボトルを再利用した再生ペットや、コットンやレザーなど汎用性の高い素材が多く用いられています。

再生ペットの主な活用方法としてはエコバッグが挙げられます。ペットボトルを再生させたポリエステル布地は汚れや水に強いので、普段のお買い物にピッタリ!

リサイクルコットンやリサイクルレザーも新品と遜色ない仕上がりで、言われなければ再生繊維と気づかないほど。

今あるものを再活用するリサイクル素材はサスティナブルなノベルティの定番です。

一度原料に戻すリサイクル素材と比べて、アップサイクル素材はそのまま使うからエネルギーの有効活用という点でも、よりサスティナブル。

今注目されているのが廃棄される予定のお米を粉砕して樹脂と混ぜたライスレジン。お米の柔らかな色合いと素朴な質感で人気が高いノベルティです。

他にもコーヒー豆かすや、麦の穂を刈り取った後の茎を再利用した麦わらを樹脂と混ぜた素材など、アップサイクル素材は次々と開発されています。

さらに、成長が早く木の代わりに使えることから森林の保全になると、竹素材もサスティナブルなノベルティに使われています。バンブーファイバーとして繊維にすることで、容器やカップなどにも応用が効く万能素材です。

使い捨てを減らすことでプラスチックごみを削減する、くり返し使えるアイテムもおすすめです。

特に需要が高いエコバッグはレジ袋有料化で必須になったアイテム。最近ではマルシェ型やレジカゴにそのまま取り付けられるタイプなど、幅広いサイズや用途のエコバッグが展開されています。

日常生活でゴミを出しやすい飲食についても、脱プラの流れが加速しています。ストローやマイボトルを持参することで、コーヒーショップでお得になるお店が増えています。さらに、節約を兼ねてオフィスでのランチはマイお弁当やカトラリーを持参することもトレンドになっています。

今までの使い捨て習慣を見直して、洗ってくり返し使えるアイテムは、サスティナブルな暮らしに欠かせないアイテムです。

サスティナブルな世の中を実現していく中で定められたSDGsには17の目標が掲げられています。その中でも「12.つくる責任 つかう責任」はノベルティに深く関わってきます。

地球への環境負荷の低いオーガニック素材を採用したり、生産者が持続可能な生産の仕組みを実現できるフェアトレード製品を選んだりすることは、サスティナブルなものづくりへのサポートになります。

また、「7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに」の目標に対して、エネルギー消費を抑えるノベルティグッズも注目したいアイテムです。